自由なブログ

オタク傾向がある妊婦です→産みました。子供とプリキュアを観るのが夢。

今更なんて言わないで―進撃の巨人を紹介したいのは面白いからだ。

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だいぶ前から、進撃の巨人は、テレビのバラエティでも取り上げられるほどに広まっていた。普段サブカルチャーに手を染めていない人たちまで話題にしたがるそれを、私はなんとなく信用できなかった。

あらすじや人気のキャラはいやでも情報として入ってくるほど流れていて、勝手にストーリーを想像して「つまらなそうだな」と思っていた。

それと流行のものに手を出すのがなんとなく恥ずかしい気がして、私は手にとっていなかったのだけれど、そんな根拠のない理由をつけて読まずに済ませていたことこそ恥ずかしいことだと、進撃の巨人を読んで私は思い知らされたのだった。本当は興味があったんだなあ、自分。

 

(私にとっての)進撃の巨人の面白さ

今まで読んだことがない感じの漫画

初めてジョジョを読んだときに感じた、ちょっとした驚きやわくわく感を久しぶりに思い出す、そんな漫画。もちろんジョジョとは全然違うんだけれど、印象はそんな感じ。私の経験と能力では具体的にどこがどうと説明できないので申し訳ない。

 

生きる姿勢、若さを考える

登場人物たちはいつも、死ぬか生きるかギリギリのところで判断とか選択をしていて、その時のキャラクターごとの姿勢の違いで「ほう」と思ったり、セリフにはっとしたりする。また、漫画全体から、若い人の熱い気持ちが感じられる。作者の人が言いたいこと、やりたいことが、あるんだろうなと言う感じ。創作の原動力を感じる。

 

先の展開がまったく読めない

まったく唐突に話が展開して、読みながら「え、あんた何を言っているの?」と心の中で登場人物に突っ込みをいれたことがあった。先の予想が裏切られるとかじゃなく、本当に予想だにつかない。

 

好きなキャラクター

ハンジさん

マッドサイエンティストかと思いきや熱い。生きるのが楽しそう。男性か女性か迷う中性的なところも魅力的。私はどっちでもいけます!(何の宣言だろう)

 ミカサ

エレンを守ることに一途すぎて時々制御しきれないところがかわいい。

 アルミン

策士。頭がマジかっこいい。勇気をもって行動に移すのがえらい。

 サシャ

おそらく、進撃の巨人内におけるギャグ担当(シリアスももちろんあり)。彼女が「芋女」と呼ばれるに至ったエピソードのところがすごくおかしくて大好き。蒸かし芋を割るときの「ズワッ」ていう擬音とか、色々新しい。この話はコミックスの4巻に収録されていますので、ぜひ。

 

ここからは微妙にネタバレかもしれないので、未読の方はご注意ください

エレンとか兵団側の人たちは、巨人=家族の敵=人類の敵って認識がぶれていないように、ひたすら打倒に向かっているけれど、読んでいる側としては、巨人=敵?っていうふうに、最初の構図がもう揺らいできているので、先が気になって仕方ない。兵団の中にもその構図が揺らいで、戦う動機が変わってきている人がいるんじゃないかと気になる。ハンジとかアルミンあたり、どうなんだろうとおもいつつ、その辺はまだ出てこないのでやきもきしながら読んでいます(14巻まで刊行のうち、現在12巻まで)

 

読ませてくれたのは我が夫。先に彼が興味を持って大人買いしてこなければ、私はずっと読まずにいたのかもしれないと思うと、出会いは大切だとことさらに感じる。

 

アニメがとっくに終わってるけど、アニメも見とけばよかったな~。

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