自由なブログ

オタク傾向がある妊婦です→産みました。子供とプリキュアを観るのが夢。

ノーマークだったうまるちゃん/シュタゲ(再)とニセコイ(再)

血界戦線の予約枠が消せなくて、夏。最終回の告知はまだかのう。

おそらくその枠で録画されてた、干物妹!うまるちゃん。せっかくだから消す前に見てみたら、予想外に面白くて今は楽しみにしている。

楽しそうにゲームしたり妄想したりするUMARUちゃんを見ていると癒される。パロネタがいっぱい出てきて、わからないものもあるけれど、30overのヌルオタにもわかるネタもあって、ライトに楽しめるところが魅力だなと思った。ゲーセンのプレイヤー名がみんなアルファベット3文字とかね。

OPの曲が気に入って頭から離れなく、曲の配信が待ち遠しい。

うまるちゃん以外のキャラクターも良い。目の中にお花が咲いてる水色の子がお気に入り。緊張でつい目つきがきつくなるキリエちゃんもかわいい。

料理が上手くてタキシード仮面ボイスで勉強教えてくれてたまに一緒に遊んでくれる眼鏡男子のお兄ちゃんなんて最高にうらやましい。

 

ニセコイは、なんとなくこそばい思いで見ている。学園で恋愛で、若いなあオマエラ…と。今のところ、主人公と小さい頃に鍵とペンダントを分け合った女の子が誰なのかが気になって先を見てる。正直なところ、それ以外はちょっと退屈。私の感性が歳をとってしまったということだと思う。

私は今のところ完全に小野寺さん派。ヒロインの声が花澤さんだとかわいさ3割増しに思える。しかし私の知る花澤さんキャラはいつも正妻じゃない…。小野寺さんの今後もそんな予感でいっぱいだけど、小野寺さんを応援する気持ちで今後も見たいと思う。

 

シュタゲは5話までしか見ていないので、まだまだ序盤らしい。ゲームの方を買おうか迷ってる。ルカ子が気に入ったからルカ子ルート目当てで。

オカリンは重度の厨ニ病だけど根はいいやつなんだろうな、という片鱗がちょこちょこあってよろしい。

まゆ氏が自らオカリンの人質になっているってどういうことなのかが気になる。あと自転車バイト少女も何かありげで気になる。未来人なのか? あとクリスの父のこと、時々入るまゆ氏が墓前に立つカットイン、閃光の指圧師がなぜIBN5000を求めるのか等々気になることが多すぎる。再放送だからネタバレを踏まないように、検索をガマンするのも中々つらい。

OPの曲が気に入ったからそれはすぐさま購入した。ゲームの方は、アニメがもう少し進んでからまた検討したい。

今まで一番良かった会社とそうでない会社の比較で見えてきたこと

仕事の中身よりも職場の人間関係が最重要

先に結論を記してしまうけれども、自分の場合これに尽きるとわかった。

これはあくまで自分の個人的な傾向で、仕事や会社のどこにウエイトを置くかで人それぞれ変わってくるはず。「やりがい」が一番大事な人はもちろん仕事の中身が最優先になるだろうし、賃金や福利厚生のためならば他の要素には目をつむろうという人もいるだろう。

私の場合、仕事に何を求めるか考えると、何よりも人間関係のストレスが少ないことが、私の日常、私に与えられた仕事をまわしていくために重要だ。

 

自分は職場の人間関係にストレスを感じると、そのことばかりに気を取られて、退社時間になってもうまく切り替えができず、自宅でも会社のことばっかり考えて家事がおろそかになりがちだ。

何事もそうなんだけど、同時並行で色んなことをするのが好きじゃなくて、ひとつのことが終わるまでそれだけに考えを集中したい。だけど、どんなに考えてもそうそう上手い結論が出せる問題ではないから、いつまでも考えてしまう。わかっちゃいるけどやめるのが難儀で、夜は寝入るまで時間がかかる。

寝たのが遅いと当然翌朝は起きるのがつらい。目が覚めると真っ先に相手の顔を思い出し、出社の足取りは戦場へのマーチさながら、おかしな緊張感を伴うリズムになってしまう。

結婚してからは、そのストレスを知らず知らずのうちに夫へ向けて出力していたときもあって、申し訳ない気持ちと後悔がある。(結婚して間もないうちだったから、その後の夫婦関係の形成に悪影響を及ぼした感)

そういうメンタル弱めな自分が、必要以上に緊張せず仕事をするために、またより良い家庭環境のために、どういう職場が良かったのか、今まで働いてきたところを振り返って考えてみた。

 

同僚との信頼関係、私を認めてくれる人がいるかどうかの違い

今まで一番つらかった職場

入ったとたんに同僚Aと同僚Bのいさかいが発覚した。(詳細を知らないが同僚Aが同僚Bを一方的に嫌悪して憚らなかった。)

一緒に昼食をとっていたら、同僚Aが同僚Bに対し明らかに険悪な言動をとって驚いた。私が入った初日の話である。食事が一気に不味くなったのは言うまでもない。その時点で店を出て即刻上司に退職を申し出るべきだったと今でも後悔している。なぜなら、本当に少人数の職場で、逃げ場がどこにもなかったからだ。

そのときは色々と勇気がなかったし、職種での経験が欲しかったので1年は我慢しようと勤め続け、私はすっかり元気をなくしてしまった。同僚Aも同僚Bも詳しいことは話さないので(私もあえて聞かなかったし)どちらの味方にもならないよう、またどちらからも嫌われないよう、ニュートラルでいることに気をつかった。

特に、私のトレーナーである同僚Aにはびくびくしながらの毎日だった。会社という場所で、第3者である私にまでいきなり個人的な負の感情をさらした態度が、社会人として信用できなかった。もっと平たくいうと、私と職場の他の人に失礼だと思った。A氏と私の立場が逆なら、A氏は自分の態度をどう感じるだろうかと考えると、私は軽視された気分だった。入社初日にして、私は同僚に対する信頼をなくしたのだった。

本来の仕事でないところへの注力に疲弊し、本業でのミスがいくつかあった。同じ取引先に対して複数回ミスがあったので、私は取引先からの信頼もなくしていた。当然、ミスは同僚にも上司にも共有されるので、職場のメンバーの私に対する信頼も低下しただろうと思う。

 

今まで一番居心地のよかった職場

上司や同僚が私の仕事を見て信頼をしてくれていたことと、何よりそれを実際に口に出して、私に教えてくれたことが大きかった。「今日は挨拶が元気でいいね」とか「この仕事もう終わったの? 早いね、次からもお願いするね」と日常的にいってくれていたので、私は自分の仕事に自信が持てたし、信頼してくれている部分があるんだと思って安心して仕事ができた。

ほめられようと特別に頑張ったわけではなく、できることをありのままやっていただけだった。普段の私を見てくれているんだと認識したことで、私も周りの皆のことを見て、信頼することができたと思っている。

このときは周りの人が皆自分よりだいぶ年上だったのだが、同い年くらいの同僚に評価を伝えるのは少し難しいかもしれない。言い方を間違えると、上から目線に聞こえてしまうかも。だけど、自分も積極的に「プラスの評価を伝える」ことをしたいなあと思える出来事だった。

 

あと、人格をけなすことをしない環境だった。たとえばとあるメンバーが休みのとき、その人に対して愚痴や不満のひとつふたつは出るのはしょうがないことだけれど、その人の存在や生い立ちまで否定することはしないし、普段接する態度で差別を感じるということもなかった。そういう環境なら、たとえ自分がいないときにもどんな様子なのか想像がつくから、安心できる。

普段他人をこきおろすような環境があると、悪循環のるつぼだ。誰かをディスる奴はいないときにその誰かにディスられている。それを横で見聞きしただけでも、自分がいないときのことを想像するのは容易だ。口に出さないまでも、腹の中で毎日相手を貶めるネタを拾い集める根性がついてしまう。

私はそういう環境が好きではない。

マツコさんのようにそういう環境で輝く人もいるかもしれないが、私はその器ではないので、居心地の悪いところには入らないようにしているし、巻き込まれたときは遅かれ早かれ退散を試みる。

 

再就職の際に実践したいこと

面接のときに「みなさんは仲がいいですか?」などと聞いてみる

特に少人数の職場や、女が多い部課のときはストレートに質問してみるといいと思う。面接の時は必ずといっていいほど最後に質問タイムがあるし、何も聞くことがないときにコレを出すのも手だと思ってる。それに、コレを聞いておけば、あのツライ職場に入らずに済んだ可能性がある。次の職場で地雷を踏まないためにも必要だと思ってる。

派閥とか対立があっても教えてはくれない(そんなマイナス情報出すわけが無い)けれど、どんな答えでも、面接官が誠実な人間なら、表情や間、声色などから読み取ることはできる。よっぽどポーカーフェイスな人でない限り、感じるものはあるはずだ。

また、しょっちゅうみんなでBBQしてウェーイor忘年会ぐらいしか集まらないなどの湿度具合や、昼休みや執務中などの普段の雰囲気を聞くだけでも、自分との温度差を確認する情報になる。

 

仕事を誠実にやる

当たり前のことだけれど、仕事に真面目に取り組むこと。地味でもそれくらいしかできないし、会社は仕事をするところなので、最低限、仕事だけは愚直にやる。見ている人は見てくれているし、良いと思えば口に出して評価してくれるものだ。(実際、「文句も言わないでこつこつやって感心した」って言われた時は嬉しかった。私の姿勢を認めてくれる人がいるとわかって安心した)

人間、失敗することや苦手なことも必ずあるから、自分にできることをきっちりやって、できなかったことは誠意を持ってホウレンソウするよう心がけよう。

 

業務以外の要素(人付き合いとか)も遠回りに社内評価にかかわってくるのが、ちょっと面倒ではある。特に周りが女性の場合、私の人間を見て協力的かそうでないかのスタンスをとられていると肌で感じる。男性ももちろんそういう面があるけれど、女性の方が傾向が濃い気がしている。

ただ、この要素も仕事とスタンスは同じで、自分にできることをやるしかないと思っている。できないことはどう頑張っても上手くないから、無理についていこうとしたりして消耗するのは避けたい。できないのはしょうがないからと言って全開き直りできるほど強くもないから、やっぱりできることだけ、できる範囲で謙虚にやるしかない。

そうすれば、できなかった部分に対して落ち込むことはあっても、それを引きずる時間は短くて済む。「できるだけのことはきちんとやった」っていう達成感とか、自負のようなものを少しずつ積み上げていけば、少しは自分で自分に納得できるようになるのかなと思っている。

他人からの評価は他人に見えている情報からでしかない。それならまだしも、よく知りもしないのに想像だけでバカにする馬鹿もいるから、相手がどんな人でも左右されない、自分の丈夫な軸が欲しい。そのためには、自分がどんな人間なのか見つめて、自分で受け入れていくしかないのだと思った。

 

*  *  *  *  *  

自分の仕事が部分的でも認められて、自然体で働ける職場にいた頃が一番幸せな日々だった。お給料は一番低かったけど。

お給料もそこそこでいいから、人間関係にもそこそこ満足できる職を見つけたい。ただ、どうやってそういう職場を見つけるかの明確な指針がない。求人情報や会社のHPから読み取れない部分は面接・訪問の際に感触を確かめるしかない。

なぜ目の前にいる人の話題ではないのか

飲み会から帰ってきて、ふと思ったことがある。

「今日の集まり、自分がいてもいなくても同じじゃね?」

 

色々な話で笑ったはずだけど、思い返せば8割は、その場にいない奴の噂話ばかりだ。

(憶測や悪口でその場が持つなら、何の毒にも薬にもならなくてもまあいいか)

 

親戚の集まりに顔を出したときのことを考える。

話題といえば、飼っているペット、孫の話くらいだ。

(当たり障りのない共有できる話題っちゃそれ位かもなあ)

 

お互いのことを聞かないのはなぜなんだろう。目の前にいるのに。

興味が湧かないんですよね。わかってます。

普段生活している環境が遠いから、何を聞いていいかも想像つかないというか。「海外暮らしの自由人」くらいかけ離れてしまえば、かえって聞きたいこともあるかもしれないけれども。私の暮らしなんてたかが知れてるし。

だから人が自らすすんで口にするのは、自然と自分が興味のあることになってきて、孫だったり他人の噂になったりするわけだと思う。

もう聞くこともないくらい知り尽くした関係だから、というわけではない。私は結婚して結構経ったけれど、旦那さんに対して聞くことや知りたいことは今でもある。食べ物の好みや行動理念、子どもの頃の体験など。これは共同生活を営む上でメリットがあるから聞いている部分も多いけれど、旦那に興味がなくなってしまえば聞きたいこともそもそも浮かんでこないような気がしている。

 

私は普段アニメ見て麻雀してネットして家事してチョット仕事してるだけなので、集まりに顔を出したとき、披露できる話題の少なさに愕然とする。

コスメは気に入ったものをずっと使うし、高過ぎるブランドには手を出さない。

塩麹も塩レモンもジャーサラダも作ろうなんて思わないし。

新しいお店も機会があれば見に行くけれど、電車きらい。お家だいすき。

共通の話題、お互い興味のある話題は、探せばたくさんあるかもしれないけれど、情報が収集日の朝の生ゴミほどに満ち溢れた昨今、興味のかぶることはめずらしいことかもしれない。

 

話が上手ければ、ちょっとしたことも「すべらない話の常連芸人」ばりに楽しませられるのかもしれないが、すべる自信しかないので口をつぐみがちだし、オタバレしないようにしているのでアニメ関連の話題は口に出さない。なんとなくばれている気がしないでもないけれど。

もしかしたら周りの人もヴェールに包んだ私の私生活wに触れないよう気を使って当たり障りのない話題を選んでくれるのかもしれない。腫れ物の扱い、やぶへびの警戒というところか。

 

でもまあ、ずっと「そこにいない人の話」じゃやっぱり少し淋しい気がする。

つまらない話かもしれないけど、次はもう少し、自分のことを話そうと思う。

会うといつも気を使って、話を振ってくれる人がいる。まったく聞いてこない人もいる。どちらと同席するにせよこちらから情報開示をするほうが親切かと思った。

右耳から左耳へ抜けても、覚えててくれなくてもかまわない。ブログの記事と同じで、読んでくれたら嬉しいくらいの感覚で、話してみようと思う。

あと、目の前にいる人のことをもう少し聞いてみようと思う。次会うときまで覚えていられる保障はないから、忘れても失望しないで欲しい。お互い様というやつだ。

 

やっぱり、せっかく会っているのなら、目の前にいるお互いのことをもっと知る時間になればいいなと思う。せめて数回に1回くらいは。

 

他人の悪口や「ウチのペットはこんなにカワイイ」が不毛だと言いたいわけじゃない。会話は生ものであり、その場にいる者の努力で成り立っているもので、「会話そのものを楽しむんや」と明石家さんま大先生もテレビで言っていた。

だとしても、その場にいる当事者の一員としてみんな一回くらいは話の主役になってもいいよねと思ったのだ。何か一個自分の話ができれば、酔ってシャワーを浴びるのがめんどくさくてウダウダしながら「今日の集まり、自分がいてもいなくても同じじゃね?」なんて悶々と反すうすることはないのだと思いたい。

取るに足らない人間ですが、時間を消費する以上、自分の存在意義を感じたいとおもってしまうのです。私の人生があと何時間残っているかはしらないけれど、過ぎ去っていく今日という日を納得して見送りたいのです。

…と色々理屈を考えてみたけれど、もっと感情に即してシンプルにあらわすと

他人の話ばっかりして(聞いて)、つまらなくない?

もっと自分のこと話したいでしょ。私もそうだから、お互いの話をしようよ。

といったところかしら。

これは他人への不満半分、自分への自戒半分の気持ち。

 

リアルで上手くできない分、こうしてブログにいろんなことを書いているのもある。ブログは読みたい人、通りがかりの人だけ読んでくれるから、自分語りに遠慮することもないし便利なものだ。でもこうしてブログをすることで、リアルの方の自分に微力だけれどいい影響はある。

 

ピースの又吉さんが出した本のことを連日TVでやってるけど、たくさんの人がお金を出してまでその人のアウトプットに興味をくれるってどれほどの快感なんだろうね。かわりにキツイこともきっとあるだろうけど、ちょっとうらやましい。

2015夏アニメの感想など

のんのんびより りぴーと

のんのんびよりは夏が似合う気がするのん。

夏に見たくなるアニメ…エヴァ大長編ドラえもんのんのんびより

 

まだ1話しか見られてないけれど、1期も最後の方の数話しか見てないんだけど、

なんだか懐かしい場所に帰ってきたような安心感がすごいよ。

れんげが新一年生になった話を淡々とやっているだけなはずなのに、

どうして目から汗が出そうになるのかね…

どんなに作り物の景色だろうと人の心が動いたのは事実だし

それを作り上げられるのもまた人の心だと思う。

まあとにかく心がほっとするアニメであります。

 

のんのんびよりとスペース☆ダンディはもっとリピート再放送するべき。

NHKだったら良かったのになあ、とチラと思う。

 

うしおととら

暑苦しい絵柄、なんか懐かしい。でも、原作は読んだことない…

あ、聖地は行ったことがあるような。

 

テンションと身体能力が高い夏目友人帳みたい。あと、案外ギャグが多かった。

少年漫画のノリが嫌いじゃないなら楽しめると思う。

絵がすごく綺麗で、最初は、え、劇場版?て思っちゃった。

たまたま家に封印されてた妖怪とその封を解いた人間でしかない二者の関係が、

これからどう変わっていくかが楽しみ。

うっかりまとめサイトを見ないよう気をつけよう…。

 

夏は新作をこの2つしかチェックしていない。他にピンときたのがなかった…

そのかわり、シュタインズゲートニセコイの再放送を録り溜めてるし、

もっと前から溜めてたものも見てるから全然追いつかない。

 

家事と一緒にながら見でもいいアニメと、

じっくり腰を据えて見たいアニメがあるから、

どうしても後者は後回しになって、まとめて見がちだ。

そしてバラエティ番組も録画したのがあるから、

家事の時はそっちが優先的に消化される。

数えてみたら、バラエティの録画もけっこうな本数になるから、

アニメだけでなくバラエティも選別が必要な気がしてきた。

 

テレビの見方ってけっこう個人差があると思う。

うちの配偶者は、見なくてもとりあえずテレビつける人。

手元のゲームやスマホに没頭してるときは、テレビ消せばいいのにと思ってしまう。

 

対して私は、テレビをまじめに見ちゃう人。

ついてると、けっこうそっちに意識がとられるから、

見たい番組は録画してまで見てるけど、それ以外は積極的に見ようとしない。

だから、夕食の時にたまたまやってた番組でも、

途中でトイレに行ったり風呂に入ったりするのが好きじゃない。(便秘の元凶)

ただ、うちの人は途中でもすぐに出て行けるので、

そこはいいな、うらやましいと思う。

 

性格の違いが出てるのかなぁ。

でも自分と同じようなテレビの見方の人に会ったことがないな。

本の感想 マリみて

マリア様がみてる、通称マリみて

俺妹からライトノベルに入った私が次に何を読むか考えた結果、ライトノベル界を舞台にしたライトノベルのオススメから選んだ、先鋒がこれです。

 

エロマンガ先生シリーズで言及されたラノベタイトルまとめ - 30歳でアニメに目覚めたロスジェネの放浪記

 

「ごきげんよう」の汎用性の高さに普段使いしたくなるけど、実際使うのは勇気が要るなあ。などと考え出すほどハマった。全体に流れるリリアン女学園の特有の空気が好き。その中にどっぷりと浸る快感。

ライトノベルを数えるほどしか読んでいないけれど、マリみてのように、地の文がある程度長いほうが没入感が得られて私は好きだ。会話文が続くよりは、地の文の方で詳細を想像しやすい。

お嬢様学校の話だからか、のんびり、ほっこりした気分になれる。出てくる子はお金持ちもいるけど誰も携帯電話をもっていなくて、家から家へドキドキで電話かけたり、待ち合わせしたり、出くわしたり。ピュアな女子高生がまぶしい。

 

刊行が古い順から読んだ。「レイニー止め」を体験するため、「レイニーブルー」から「パラソルをさして」を買うまで2ヶ月近く空けましてよ。だけどタイトルと表紙からして、仲直りできるのは直感できるから、あまりやきもきはしなかったかな。

二人はすれ違いしてただけ。そんなの分かりきってるんだけどね。祥子さまの態度について紐解かれるまでを引っ張る過程がとても良かった、パラソルをさして

私はラストの場面よりむしろ、祐巳の中等部の担任との会話シーンが感動的だった。仕事帰りの電車で読みながら、涙をこらえ本を閉じ、開いてまた涙ぐんで閉じ、結局続きは家で読んだ。

リリアンOGの「不良ね」に「正直者なだけですよ」と聖さまが返す会話が、かっこよくて印象に残った。映画のようなワンシーンが浮かんできた。

 

あと、志摩子がらみの話が好き。

ていうか志摩子が好き。海に向かって何か叫べって言われたら、今なら「志摩子ー!」って言うと思う。

最初は、銀杏拾いの好きなゆるふわお嬢様って印象しかなかったけれど、聖さまから続く白薔薇ストーリーを読んでいくと段々、志摩子の深みにはまっていく。

ファースト デート トライアングル/片手だけつないで/銀杏の中の桜/ロザリオの滴

と収録が切れ切れだったけれど、志摩子を焦点にしたそれまでの話が一直線に重なって、「ロザリオの滴」のラストシーンは本当に良かった。これも鼻をすすり上げながら読んだ思い出。

 

バレンタインの宝探しをめぐるエピソードのひとつ「紅いカード」は切なくて好きだ。祥子さまのクラスメイトの鵜沢美冬の健気さにやられた。彼女の話、もっと読みたい。

 

支倉令島津由乃の関係も好きだな。

実は由乃がいないとダメダメな令ちゃん、で結局落ち着くのがパターンなんだけど、夫婦喧嘩の収束に至る過程を見るようでおもしろい。

黄薔薇革命」の終盤、手術の痕を令に見せるシーンが、マリみて中一番の百合シーンだと今のところ思っている。二人だけの勲章を認め合うなんて、なんとエロティックなことよ。百合の定義は人それぞれだと思うけど、心で固く通じ合う二人のシーンは、めまいがするほど百合だった。

 

で、パラソルをさして以降も読むかどうか、ちょっと考え中。

祐巳と祥子さまが真に両想いになったことで、ひとつ満足してしまった感がある。

これから先、祐巳と祥子さま、志摩子乃梨子のラブラブは見られるのか。

切ない話、ほっこりする話が好きだけど、以降も期待できるのか。

それから写真部の蔦子さんが好きなので、彼女が出てくる話を読みたい。

方々のレビューとにらめっこしながら、「歯抜けで読んでいって、祥子さまの卒業まで追う」というのをプランのひとつとして描いているけど、だったら全部読もうかなという考えも捨てきれず。もうちょっと悩んでからにしようかな。

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