自由なブログ

オタク傾向がある妊婦です→産みました。子供とプリキュアを観るのが夢。

なぜ目の前にいる人の話題ではないのか

飲み会から帰ってきて、ふと思ったことがある。

「今日の集まり、自分がいてもいなくても同じじゃね?」

 

色々な話で笑ったはずだけど、思い返せば8割は、その場にいない奴の噂話ばかりだ。

(憶測や悪口でその場が持つなら、何の毒にも薬にもならなくてもまあいいか)

 

親戚の集まりに顔を出したときのことを考える。

話題といえば、飼っているペット、孫の話くらいだ。

(当たり障りのない共有できる話題っちゃそれ位かもなあ)

 

お互いのことを聞かないのはなぜなんだろう。目の前にいるのに。

興味が湧かないんですよね。わかってます。

普段生活している環境が遠いから、何を聞いていいかも想像つかないというか。「海外暮らしの自由人」くらいかけ離れてしまえば、かえって聞きたいこともあるかもしれないけれども。私の暮らしなんてたかが知れてるし。

だから人が自らすすんで口にするのは、自然と自分が興味のあることになってきて、孫だったり他人の噂になったりするわけだと思う。

もう聞くこともないくらい知り尽くした関係だから、というわけではない。私は結婚して結構経ったけれど、旦那さんに対して聞くことや知りたいことは今でもある。食べ物の好みや行動理念、子どもの頃の体験など。これは共同生活を営む上でメリットがあるから聞いている部分も多いけれど、旦那に興味がなくなってしまえば聞きたいこともそもそも浮かんでこないような気がしている。

 

私は普段アニメ見て麻雀してネットして家事してチョット仕事してるだけなので、集まりに顔を出したとき、披露できる話題の少なさに愕然とする。

コスメは気に入ったものをずっと使うし、高過ぎるブランドには手を出さない。

塩麹も塩レモンもジャーサラダも作ろうなんて思わないし。

新しいお店も機会があれば見に行くけれど、電車きらい。お家だいすき。

共通の話題、お互い興味のある話題は、探せばたくさんあるかもしれないけれど、情報が収集日の朝の生ゴミほどに満ち溢れた昨今、興味のかぶることはめずらしいことかもしれない。

 

話が上手ければ、ちょっとしたことも「すべらない話の常連芸人」ばりに楽しませられるのかもしれないが、すべる自信しかないので口をつぐみがちだし、オタバレしないようにしているのでアニメ関連の話題は口に出さない。なんとなくばれている気がしないでもないけれど。

もしかしたら周りの人もヴェールに包んだ私の私生活wに触れないよう気を使って当たり障りのない話題を選んでくれるのかもしれない。腫れ物の扱い、やぶへびの警戒というところか。

 

でもまあ、ずっと「そこにいない人の話」じゃやっぱり少し淋しい気がする。

つまらない話かもしれないけど、次はもう少し、自分のことを話そうと思う。

会うといつも気を使って、話を振ってくれる人がいる。まったく聞いてこない人もいる。どちらと同席するにせよこちらから情報開示をするほうが親切かと思った。

右耳から左耳へ抜けても、覚えててくれなくてもかまわない。ブログの記事と同じで、読んでくれたら嬉しいくらいの感覚で、話してみようと思う。

あと、目の前にいる人のことをもう少し聞いてみようと思う。次会うときまで覚えていられる保障はないから、忘れても失望しないで欲しい。お互い様というやつだ。

 

やっぱり、せっかく会っているのなら、目の前にいるお互いのことをもっと知る時間になればいいなと思う。せめて数回に1回くらいは。

 

他人の悪口や「ウチのペットはこんなにカワイイ」が不毛だと言いたいわけじゃない。会話は生ものであり、その場にいる者の努力で成り立っているもので、「会話そのものを楽しむんや」と明石家さんま大先生もテレビで言っていた。

だとしても、その場にいる当事者の一員としてみんな一回くらいは話の主役になってもいいよねと思ったのだ。何か一個自分の話ができれば、酔ってシャワーを浴びるのがめんどくさくてウダウダしながら「今日の集まり、自分がいてもいなくても同じじゃね?」なんて悶々と反すうすることはないのだと思いたい。

取るに足らない人間ですが、時間を消費する以上、自分の存在意義を感じたいとおもってしまうのです。私の人生があと何時間残っているかはしらないけれど、過ぎ去っていく今日という日を納得して見送りたいのです。

…と色々理屈を考えてみたけれど、もっと感情に即してシンプルにあらわすと

他人の話ばっかりして(聞いて)、つまらなくない?

もっと自分のこと話したいでしょ。私もそうだから、お互いの話をしようよ。

といったところかしら。

これは他人への不満半分、自分への自戒半分の気持ち。

 

リアルで上手くできない分、こうしてブログにいろんなことを書いているのもある。ブログは読みたい人、通りがかりの人だけ読んでくれるから、自分語りに遠慮することもないし便利なものだ。でもこうしてブログをすることで、リアルの方の自分に微力だけれどいい影響はある。

 

ピースの又吉さんが出した本のことを連日TVでやってるけど、たくさんの人がお金を出してまでその人のアウトプットに興味をくれるってどれほどの快感なんだろうね。かわりにキツイこともきっとあるだろうけど、ちょっとうらやましい。

2015夏アニメの感想など

のんのんびより りぴーと

のんのんびよりは夏が似合う気がするのん。

夏に見たくなるアニメ…エヴァ大長編ドラえもんのんのんびより

 

まだ1話しか見られてないけれど、1期も最後の方の数話しか見てないんだけど、

なんだか懐かしい場所に帰ってきたような安心感がすごいよ。

れんげが新一年生になった話を淡々とやっているだけなはずなのに、

どうして目から汗が出そうになるのかね…

どんなに作り物の景色だろうと人の心が動いたのは事実だし

それを作り上げられるのもまた人の心だと思う。

まあとにかく心がほっとするアニメであります。

 

のんのんびよりとスペース☆ダンディはもっとリピート再放送するべき。

NHKだったら良かったのになあ、とチラと思う。

 

うしおととら

暑苦しい絵柄、なんか懐かしい。でも、原作は読んだことない…

あ、聖地は行ったことがあるような。

 

テンションと身体能力が高い夏目友人帳みたい。あと、案外ギャグが多かった。

少年漫画のノリが嫌いじゃないなら楽しめると思う。

絵がすごく綺麗で、最初は、え、劇場版?て思っちゃった。

たまたま家に封印されてた妖怪とその封を解いた人間でしかない二者の関係が、

これからどう変わっていくかが楽しみ。

うっかりまとめサイトを見ないよう気をつけよう…。

 

夏は新作をこの2つしかチェックしていない。他にピンときたのがなかった…

そのかわり、シュタインズゲートニセコイの再放送を録り溜めてるし、

もっと前から溜めてたものも見てるから全然追いつかない。

 

家事と一緒にながら見でもいいアニメと、

じっくり腰を据えて見たいアニメがあるから、

どうしても後者は後回しになって、まとめて見がちだ。

そしてバラエティ番組も録画したのがあるから、

家事の時はそっちが優先的に消化される。

数えてみたら、バラエティの録画もけっこうな本数になるから、

アニメだけでなくバラエティも選別が必要な気がしてきた。

 

テレビの見方ってけっこう個人差があると思う。

うちの配偶者は、見なくてもとりあえずテレビつける人。

手元のゲームやスマホに没頭してるときは、テレビ消せばいいのにと思ってしまう。

 

対して私は、テレビをまじめに見ちゃう人。

ついてると、けっこうそっちに意識がとられるから、

見たい番組は録画してまで見てるけど、それ以外は積極的に見ようとしない。

だから、夕食の時にたまたまやってた番組でも、

途中でトイレに行ったり風呂に入ったりするのが好きじゃない。(便秘の元凶)

ただ、うちの人は途中でもすぐに出て行けるので、

そこはいいな、うらやましいと思う。

 

性格の違いが出てるのかなぁ。

でも自分と同じようなテレビの見方の人に会ったことがないな。

本の感想 マリみて

マリア様がみてる、通称マリみて

俺妹からライトノベルに入った私が次に何を読むか考えた結果、ライトノベル界を舞台にしたライトノベルのオススメから選んだ、先鋒がこれです。

 

エロマンガ先生シリーズで言及されたラノベタイトルまとめ - 30歳でアニメに目覚めたロスジェネの放浪記

 

「ごきげんよう」の汎用性の高さに普段使いしたくなるけど、実際使うのは勇気が要るなあ。などと考え出すほどハマった。全体に流れるリリアン女学園の特有の空気が好き。その中にどっぷりと浸る快感。

ライトノベルを数えるほどしか読んでいないけれど、マリみてのように、地の文がある程度長いほうが没入感が得られて私は好きだ。会話文が続くよりは、地の文の方で詳細を想像しやすい。

お嬢様学校の話だからか、のんびり、ほっこりした気分になれる。出てくる子はお金持ちもいるけど誰も携帯電話をもっていなくて、家から家へドキドキで電話かけたり、待ち合わせしたり、出くわしたり。ピュアな女子高生がまぶしい。

 

刊行が古い順から読んだ。「レイニー止め」を体験するため、「レイニーブルー」から「パラソルをさして」を買うまで2ヶ月近く空けましてよ。だけどタイトルと表紙からして、仲直りできるのは直感できるから、あまりやきもきはしなかったかな。

二人はすれ違いしてただけ。そんなの分かりきってるんだけどね。祥子さまの態度について紐解かれるまでを引っ張る過程がとても良かった、パラソルをさして

私はラストの場面よりむしろ、祐巳の中等部の担任との会話シーンが感動的だった。仕事帰りの電車で読みながら、涙をこらえ本を閉じ、開いてまた涙ぐんで閉じ、結局続きは家で読んだ。

リリアンOGの「不良ね」に「正直者なだけですよ」と聖さまが返す会話が、かっこよくて印象に残った。映画のようなワンシーンが浮かんできた。

 

あと、志摩子がらみの話が好き。

ていうか志摩子が好き。海に向かって何か叫べって言われたら、今なら「志摩子ー!」って言うと思う。

最初は、銀杏拾いの好きなゆるふわお嬢様って印象しかなかったけれど、聖さまから続く白薔薇ストーリーを読んでいくと段々、志摩子の深みにはまっていく。

ファースト デート トライアングル/片手だけつないで/銀杏の中の桜/ロザリオの滴

と収録が切れ切れだったけれど、志摩子を焦点にしたそれまでの話が一直線に重なって、「ロザリオの滴」のラストシーンは本当に良かった。これも鼻をすすり上げながら読んだ思い出。

 

バレンタインの宝探しをめぐるエピソードのひとつ「紅いカード」は切なくて好きだ。祥子さまのクラスメイトの鵜沢美冬の健気さにやられた。彼女の話、もっと読みたい。

 

支倉令島津由乃の関係も好きだな。

実は由乃がいないとダメダメな令ちゃん、で結局落ち着くのがパターンなんだけど、夫婦喧嘩の収束に至る過程を見るようでおもしろい。

黄薔薇革命」の終盤、手術の痕を令に見せるシーンが、マリみて中一番の百合シーンだと今のところ思っている。二人だけの勲章を認め合うなんて、なんとエロティックなことよ。百合の定義は人それぞれだと思うけど、心で固く通じ合う二人のシーンは、めまいがするほど百合だった。

 

で、パラソルをさして以降も読むかどうか、ちょっと考え中。

祐巳と祥子さまが真に両想いになったことで、ひとつ満足してしまった感がある。

これから先、祐巳と祥子さま、志摩子乃梨子のラブラブは見られるのか。

切ない話、ほっこりする話が好きだけど、以降も期待できるのか。

それから写真部の蔦子さんが好きなので、彼女が出てくる話を読みたい。

方々のレビューとにらめっこしながら、「歯抜けで読んでいって、祥子さまの卒業まで追う」というのをプランのひとつとして描いているけど、だったら全部読もうかなという考えも捨てきれず。もうちょっと悩んでからにしようかな。

2015春アニメの感想・ブログは考える時間が必要・オンラインゲーム恐ろしい

春アニメ、最終回まで全部見られていないけど、書きたいことは溜まっているのでかいてしまいますことよ。

俺物語!!

俺物語、すごくいい!! 私の中で今年一番いいアニメの座を獲得しました。あと半年残っていてもその座はゆるぎないことを確信させるほど、見ていて楽しい。

ベースは恋愛だけれど、スナとの友情もあり、タケオのド迫力アクションシーンもあり。見ている方は一話の中で笑ったり泣いたり、まるでハリウッド映画のようにてんこ盛り。登場人物はみんな真面目で一生懸命なんだけど、重い話はないので、読後感(本じゃないけど)もさっぱり。本当にハリウッド映画のように、エンターテインメントとして上質。

つっこみどころが少ないせいか、こんなに素直な気持ちで(余計なことを考えずに)見るアニメってひさしぶりな気がする。

特に6話は笑った。いつも笑うのは、タケオのデカさが大和さんや物体に対しておかしいところの絵面。7話の「だるびっしゅ!」も笑った。

あとは、絵もお話も丁寧なところがいい。大和さんがタケオにファンシーな絆創膏を貼ってくれるシーンが、それだけなのに涙が出ちゃうほどに。なんかもう、タケオ良かったねって気持ちが溢れてきた。話の運びと画面の丁寧さでこんなに感動的になるんだって感心した。

残りの視聴も楽しみ。

 

血界戦線

3話あたりから右肩上がりにおもしろくなっていってる。 7話まで見た中で、ピークは6話のバーガー好き異界人の話。笑ったし泣いた。傍流というか、オムニバス的な話が好きです。

5話もとっても良かった。レオがアリギュラたんにいじめられてるシーン、暴走トラックがバラケながら空を飛ぶシーン、レオとホワイトがドライブインシアター(でいいのか?)に居るシーン、の心地よさ。何度も見たい。

ブローディー&ハマーというキャラクターはすんごい気になる。どういう気持ちでひとつの体に同居しているのか。二人を魔改造をしてきたアリギュラにどんな感情をもっているのか。どちらにしてもあまり否定的でないところが謎すぎてテラ気になります。5話以降も出てきてくれるんだろうか。血界戦線は登場人物が多いからなぁ。アニメを一通り見終えたらコミック読みたい。

 

そして、クラウスさんが主人公してて良い。アニメはレオのほうが主人公なのかもしれないけど。

能力とケンカが圧倒的に強くて組織のリーダーってところもそうだけど、あくまで紳士で真面目な性格とか、チェスのようなゲームが大好きだったり、電車が珍しくてホクホクしてたり、ザップにだまされて助けに行くのにレオのバイクの後ろに乗ったり、何かとカワユイ。こういう愛すべき造形がクラウスさんの主人公たるところだとおもう。

4話でブラッドブリードを封印する話、クラウスさんのかっこよさが立ってたなあ。「推して参る!」の名乗りがいつも以上にかっこよかった。

最終話まで「クラウスさん萌え」の視点からも楽しみたい。

 

パンチライン

いつのまにか自然と見なくなってた… 多分3話くらいまでしか見てない。

今期は私生活に時間を取られることが多かった中、録画の優先消化から真っ先に漏れてしまったのがパンチライン。だって、「先が気になる!」ことがなかったから…

一番期待していたけれど、私には合わなかったみたい。

スペースダンディが匙加減を失敗していたら、パンチラインになるのかな~なんてぼんやりおもいました。古典的ギャグがオシャレに転ばず、ひたすら寒かった。あと声優さんがガッチリ打線組んでるのに、パンチラいっぱいしてるのに、全然エロスを感じないのもなんだか残念だった。絵もすごくキレイなのに、なぜなのでしょう。

キルラキルと比べちゃうんだけど、あっちはパンチラどころか結構な露出しといて、流子が恥らうところが良かったのよね。(個人的には声が小清水さんなところも良かった。セーラームーンCristalのまこちゃんを見て恥らう小清水さんの破壊力を確信した。)

パンチラインは見てるユウタがあたふたしてるけど、見られてる女の子はユウタが幽霊だから気づいてない。これが致命的な気がした。話数が進めばそういう関係にも変化があったのかも知れないけど、何しろ次への引きが無くてね~。

キャラの名前が覚えやすいダジャレなのはちょっとおもしろかった。「ひきおたに いと」なんて一生忘れないとおもう。

 

ブログは考える時間が必要

通院と仕事と麻雀に時間を割いていたせいで、2ヶ月もはてなを放置してしまったわ。

自分の更新をしないだけでなく購読記事も読んでいなかったけど、色々ひと段落したので久しぶりにみにきた。

やっぱり、記事を見て回ったり、記事を書いたりするのには、ある程度まとまった時間が欲しい。私がスマホでなくPCで作業をするのも時間が必要な一因だとおもうけれど、記事を見て色々考えたり、関連情報に目を通したりしながら、自分の考えをまとめる時間が必ず付随するから、ブログに割く時間というのは単にテキストを読んだり打ち込むだけの時間ではないということ。

むしろその付随時間こそがブログのエッセンスなのかもとおもう。個人の考えがないブログなんてきっと読んでも書いてもつまらないだろう。

 

オンラインゲームの怖さを知った

そんなわけで、空いた時間でサクッとできるオンライン麻雀をするわけだけど、ついついやめられなくて余計に時間を食うという事態に発展しましてよ。

オンラインゲームのメリットは、やっぱり人対人の対戦ができること、コレに尽きる。ゲームセンターでの有人対戦と同じだけれど、CPUとは強さがダンチなのです。COM対戦でもある程度レベルが設定できるとはいえ、人の戦い方には遠く及ばない。

しかも昨今のオンラインゲームはほぼ無料でできるから、お金の心配をせずにいくらでもできちゃう。これは恐ろしいことでございます。

なので自分で、3ゲームでやめるとか、1着とったらやめるなどの縛りを設定しないといけない。なんだかファミコン時代から同じことしてる…次のセーブポイントでやめるとか、一日2時間までとか…

子どもの頃は親の目があるからしぶしぶ守っていたことも、大人になると自制するしかないので、むしろ子どもの頃よりも自分の忍耐力や自制心が問われる。小さい頃からガマンすることを覚えるのは大切だなー。

志村貴子との出会い、血界戦線に思うところ、ニンジャスレイヤーが気になる

志村さんの本がここ最近立て続けに出てて、どうしたんだ志村さん仕事しすぎだろ大丈夫か、と思っていたら「志村貴子まつり」なるものが起こっていた。知らなかったよ~。祭りはいいけど、志村さんが働き過ぎで壊れないか心配ではある。

www.ohtabooks.com

待望の「娘の家出」2巻も出たし、カミングスーンのBL本とか楽しみすぎる。志村貴子のBLとか楽しみすぎるううう! 画集も買ってしまおうかしら。人生で初めて画集を買うかもしれない。思えば初めての志村本はジャケ買いだったし。

昔、初めて訪れた街でたまたま入った書店にて、放浪息子の1巻が平積みで1冊まるまる読めるようになってた。表紙に惚れて中身もその場で全部読んで、これは何度も読みたくなるだろうから、そのときのためにと思って買って帰った。

その書店はいつの間にかなくなってしまって、結局その一度しか行くことができなかった。新刊を立ち読みできるようにしてある本屋なんてとんと見かけないし、売り上げ的に厳しくなってしまったのかもしれない。

(読んでみて気に入ったら買ってね)的なその店の計らいを感じとって購入した部分も少しあるような気がする。いずれにせよ、その書店のおかげで志村貴子と出会えたことには感謝の念を抱いている。

 

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血界戦線のアニメを3話まで見たわけだけど、これまではこのアニメの楽しみ方がよく分からなかった。なんというか、どういう方向性にしたいのか掴みかねていたわけだが、1話2話のようなバトルが無かった3話を見てなんとなくだけど分かってきた感じ。

多分、異界のものたちがごく普通に存在する街の人たちの日常を楽しむ、「日常系雰囲気重視アニメ」。

太い文字で技名が出るから、バトルがメインのオサレアニメかと思ったけど、バトルもする人たちの人情と街のかもすアトモスフィアに身をたゆたうアニメだと思って見続けることにした。3話にあの話を持ってこられなかったら、以降見なかったかもしれない。

コミックスを数巻ためし読みしてみると、日常系の雰囲気がますます感じられた。

血界戦線/1/―魔封街結社―| 内藤 泰弘| ジャンプコミックス|BOOKNAVI|集英社

つーか続きが気になるところで終わっているので、まんまと販促に乗ってしまいそうだ。バーガー好き異界人の話と、スティーブンのホームパーティーの続きがめっちゃ気になる。コンセプトが「技名を叫んでから殴る漫画」らしいが、バトルが無くても十分いけると思うの…

 

アニメに対する某所のコメント欄は、前から原作が好きな人たちの酷評と、アニメだけ見ている人たちの好意的評価が堂々巡りしてた。

私も、先に漫画を読んでいたらアニメの出来には憤慨しちゃうかもしれないけれど、前情報を仕入れずにアニメを見たのと、べるんさんのこちらの記事を読んで、アニメと原作は独立した世界で違う物語という見方もあるということに膝ポンしていたので、そこまで目くじら立てずに楽しむことができていると思う。

 

 個人的な不満をひとつもらすと、クラウスさんの声が24のジャックバウアーすぎてムズムズする。私の脳内ではクッキングパパの声みたいなイメージだから近い感じではあるけれど、ムズムズ。

 

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ニンジャスレイヤーが気になって仕方がない。気になりすぎて、ネットで忍殺語を調べて読みふけったりしてしまうほどに。

アニメは見たけど、なんか違うなって気がする(原作未読なのに)。

コミックを買ってみようか、画策中。原作はツイッターで読めるらしいけど、読みづらいだろうと思うから、読むなら紙の本を買う。

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