アルドノア・ゼロ 1話 感想
私の好きな要素がてんこ盛りだったので、けっこう楽しみにしていたアルドノア・ゼロ。Kalafinaも好きだし澤野弘之も好きだし、何より志村貴子がキャラデザってところに釣られて見た。
お話はオーソドクスな感じです。元は仲間だった人類が立場の違う二手に分かれ戦ってきた歴史がある。あろうことか、和平派の要人の来訪に合わせてテロが起こり、戦争がまた始まってしまった。その渦中に居合わせる主人公。これからどうなっちゃうの? て感じで1話は終わりました。
テレ玉で再放送中のガンダムWを見ているのもあってか、オペレーション・デイブレイクと重なって、切なくなってしまった。
地球側のテロ活動が火星に対する宣戦布告と見られ火蓋が切られた格好だけど、火星側の好戦派による情報操作でテロが起こったことが想像される。火星の姫、かわいそうだ。
私が志村貴子が好きすぎるのか、髪をアップにした姫がにとりくんにしか見えない。スレインは瀬谷くんに見える。主人公の姉は千葉さんに見えたけど、性格が違った。パン食べながらほっぺた膨らませてるところがかわいかった。
私の中での志村貴子ワールドが強すぎるので、あの話とあの音楽に志村キャラがいるのがなんだか衝撃。慣れるまでもう少しかかりそう。それを考えると、放浪息子のアニメはすごく志村貴子の出す空気を再現してたんだと思った。
お話の着地点は戦争終結だと思うので、そこまでどんなことが描かれるのか楽しみ。せっかく志村キャラだから、主要キャラの心の動き、葛藤を見たいなあと個人的には思ってる。
志村貴子の絵はすごく好き。私は特に、放浪息子のコミックス5巻くらいまでの、細い線でさらっとした、お行儀のいい感じのあの絵が好き。
志村貴子は長編もいいですが、私は短編をよりオススメしたい。
けっこうひどいと思える状況や倒錯した気持ちも、あの絵でサラリと描かれると、不思議な余韻と奇妙なリアリティがあるのです。