翠星のガルガンティア 第8話感想 群像劇に見る仕事術
公式HPの製作スタッフのインタビューで、ガルガンティアは
社会人になる/なった人たちにポジティブなものを与えられる作品づくり
を目指しているという意味の話が掲載されていました。
ネットでは、少ない話数でこの回はいらないと言う声も散見されましたが、
今回のリジットさんを見ていて、そういうメッセージをきちんと感じられたので、
いい話だったと個人的には思っています。
「自分の力を超えた仕事が降りかかったとき、
まず周りを信頼して得意な人にその担当をうまく振る」
という仕事術があること。そして
「素直に頭を下げて協力を請えば、案外周りの人も応えてくれる。
だから怖がらなくていい、孤独に思うことはない」
ということ。
頼りに思っていた人たちが離れ、残される戸惑いが
フェアロック船団長の葬送と共に解き放たれ、
船団に残った人たちとのつながりに気づいて安堵するリジット。
棺を見送るときの画面の構成の美しさとあいまって、
少しうるっときました。
戦闘だけを刷り込まれた悲しき兵士のレド、
ただイカを駆除したいためだけに行くのかと思っていたら、
エイミーを悲しい目に合わせたくないから行くって、
なんか成長してきたねって感じだ。
残り話数はあと4話しかないのか?
いったいどうなるんだ…