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オタク傾向がある妊婦です→産みました。子供とプリキュアを観るのが夢。

名作ゲームをやってみた(FF4)

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ファイナルファンタジーIV コンプリートコレクション

最近やったゲームの中では難易度高めの部類。感覚としては初代ロマサガと同じくらいかな。ボス敵よりもザコ敵に注意が必要なあれです。「アサルトドアー」という凶悪な扉に何度か全滅させられた(そしてしばらくセーブをしていない)。 しかもまだ全クリできていない。本編とインタールード(本編と続編のつなぎ)はクリアしたものの、続編である「月の帰還」の途中で詰んで、違うゲームにいってしまった。

ストーリーやバトルはとても面白かったので、しばらくしたらやりなおしたいなあ。

登場人物はみな人間くさい、リアリティのある感じが印象的だった。ゲームの前情報としててっきり「親友の騎士二人が幼馴染の美女をめぐって争う話」だと思っていたけど、そんなどろどろはなかったので一安心。むしろセシル(主人公の男)とヒロインの仲は確定も同然なので、カイン(親友の男)がひたすらかわいそうな話です。

彼は心の弱さにつけこまれ何度も敵に利用されるんだけど、ヒロイン1と2は何度だまされても彼の弱さを咎めたりなどしないマジ女神な人たち。二人の女神ぶりだけはリアリティを欠くかもしれないけれど、その他の場面では「あーこういうこと言う女の人いるなあ」と何度か思った。主人公の男が兄と今生の別れかもしれないのに何も言わないとき、横から促してきた場面なんか、すごくあるある感がする。

今のところ一番好きなストーリーは主人公とヒロインの息子の話。なんか勇気がでるというか、前向きになれるストーリーでした。

一番カッコいいキャラは敵四天王のひとりの「ルビカンテ」さん。ドット絵では筋肉質のオネエに見えなくもない彼の高潔さは、ウジウジしがちな主人公とその親友の中にあって一層引き立っていて、闘いに対する誇り高さがgoodでした。この魅力的な敵キャラの系譜が5のギルガメッシュなんだね。

 

最近何事にもやる気がでないけど、不思議なことにゲームだけはできる。

時間は捻出すればもっと色々できるのに、それより前のやらなきゃいけないこと(仕事に行くとか料理とか洗濯とか)を終えるとなんだか力尽きてしまったようで、気がつくと無駄に考え事をしたり面白くもないテレビを眺めていたり、何やら無為に時を浪費している気がする。そんな中でも、ゲーム(携帯ゲーム機)だけは、能動的に接触できるのが今一番の不思議。クリアするには、攻略情報調べたり、練習したりと結構面倒なのに、またやろうと思ってスイッチ入れたりボタン押したりできるのは何でだろう。もうゲームだけやって生きていけたらいいのになあ。

 

大げさかもしれないけど、今ゲームしか楽しみがない。

いくらセーブデータ内のレベルが上がろうと報告する先は夫くらいだし社会的には得も何にもないんだけど、子供時代満足にできなかったゲームを、時間と少しのお金さえあれば楽しめるようになったことは唯一大人になって満足していることだ。いくら懐ゲーをやっても私の青春時代は戻ってこないけど、名作と言われるゲームをやることで心が豊かになる瞬間があることは間違いない。

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