2014春アニメの感想 ジョジョ/蟲師/魔法科高校/タートルズ/ともおにプリキュアもね!
4月開始で、視聴中のアニメについての感想です。とりあえず公式は以下。
TVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』公式サイト
ミュータント タートルズ|ニコロデオン NICKELODEON
4月開始じゃないけど、こちらも。
団地ともお
ともお、2年目に突入! 甲子園などでしばらく新作の放送がなくて、おあずけが長かった~。
OPは変わらず団地でダンダンダダンダーン♪で良かった。絵は少し変わっている部分もありました(ココナツブラにはやや衝撃を受けた)。この歌はメロディも歌詞も歌い手も、とってもいい曲なのでぜひ一度聞いてみて。アニメだと、団地の夜が明ける絵に上り調子のイントロがダーン!と入って「私の土日が始まるー!」てな感じに元気がでます。最高です。
EDはテイストを変えてしっとりきたね。
最初は違和感を感じていたともおの声も、1年経つともうなくてはならない感じになった。これからもずっと土アサの定番としてやっていって欲しい。
『風まかせだよなともお』では教育的配慮からの改変だろうか、父さんのアパートの隣の兄ちゃんが、雀荘じゃなくて碁会所に入っていった。確かに、雀荘は子供に知られたくないか…。ともお達が大佐ドンジャラをする話はやらないのかな。あと、どうしても麻雀したい隣の兄ちゃんが哲子と君子・ともおと卓を囲む話はやってくれないかもな。と思うと少しさみしい。さりげなく強い君子と、哲子の「ハッてないじゃない!」がすごく好きな話なんだけど、どうかな~。
何はともあれ、今年もともおを見習って元気に行きたいれす。
ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース
満を持して始まったジョジョ三部! 個人的に一番楽しみにしていた春のイベント。作画が凄すぎてうちの録画機がついていけないのか、ケーブルが劣化したのか? スタンドにブロックノイズが出ると思っていたが、調べてみるとどうもTOKYOMXの都合らしくてぐんにょり。仕方ないからBS11とのダブル録画にします。1週間遅れるけれど、やっぱりきれいにオラオラするスタープラチナを見たいじゃないですか。
MXは画質がガッカリだけど、絵は相当気合が入っていて心配になるほどすごいっしゅ。声優さん達も暑苦しく男らしく演じていて、私の一番好きなアヴドゥルは特にイメージがぴったり。
何回か読み返して話は大体覚えているけれど、背景(保健室とか校舎のぶっ壊れ具合)がこんな風だったんだとか、新しい要素が色々あって退屈なんてことはない。たとえば「ホリィさんが想像以上にウザかわいい」というのがわかったのは面白かった。絵と文字だけだとただのかわいいお母さんだと思っていたけど、動きと声がつくと、承太郎がウザがるのもわかるわ~!って初めて思えた。でもあんな明るいすてきなお母さんいたらやっぱり全力で護りにいくよね。っていう、感情の肉付きがアニメでより強化されるのを感じました。やっぱアニメっていいね。
OPは熱くてかっこいい曲だった!はやくフルで聞きたいなあ。
ネットでは何クールまであるのか色々と取沙汰されています。やっぱりみんな、どこが削られるか非常に気になるんだろうな。
私は個人的に、ポルナレフが子供になって大ピンチ!の話と、ダービー兄弟の話が好きだからアニメ化してくれたら嬉しい。しかし尺に余裕がないと削られそうだな… あと花京院のレロレロが楽しみ!
蟲師 続章
とっても静かな、でも心を確かに動かしてくるアニメ。すごく完成された世界があります。続章で初めて見たけど、前を知らなくても全然問題なく入っていけるので、安心して見られます。基本的に一話完結型だしね。
平日、仕事などで生じた精神的な摩擦熱をクールダウンするのにちょうどいいと思う。そして、来たるべき週末に向けてジョジョでテンションあげてもうひと踏ん張り!な流れがいいですね。
前評判が良かったのと、原作の本がよく本屋で平積みにされているので見てみたけど、もっと早く出会うべきだったなという感じです。今期の私の癒し系。
魔法科高校の劣等生
原作ラノベが売れているという謳い文句と、声優陣に釣られて見て見た。
「魔法」ってついてるから、杖とかホウキとか、ハリポタ的世界を想像していたけどそれは違った。専門造語が多いけど、アニメの中では詳しく言及されないので(少しも説明されない部分もあってちょっと置いてけぼりをくらった)、公式サイトのキーワードをひろって、やっとこの作品での「魔法」がわかった感じ。
もうひとつの想像、「完全無欠の妹に頭が上がらないヘタレな兄」というストーリーでもなかった。「劣等生」とされている兄が、ちっとも劣等生ぽくない。「魔法科高校」という枠のなかでは劣等生かもしれないが、実はとんでもなく超高校級の化けモノ感が漂う。
あと、兄妹がラブラブすぎる。もし実の兄妹なら相当の理由があるんだろうが、それはまだ明かされない。兄だけ両親と仲が悪いようで、それも理由がよくわからない。
2話見て学校の抱える問題もわかったし、世界観は大体つかめました。ただ、わからないことが多いので、それを回収していくつくりなのかな。新入生総代の妹の実力もまだお披露目されてないし、先を待ちたいと思います。
絵は安定してキレイです。
ミュータント タートルズ
子供の頃みてたやつのテイストを期待すると、なんか違う。
まずフルCGなのはすごいとして、亀たちのかわいらしさが無いんだよね。カクカクしてるから? ときどき白目になるし。あとスプリンター先生がなんか大きい。ミケランジェロは「ミケちゃん」じゃなくて「マイキー」と呼ばれている。
2話目の最後にシュレッダーが出てきたけど、クランゲとそのうち会話するのだろうか。そもそもクランゲが喋れるかもわからない。そしてクランゲはオネェ言葉なのだろうか。非常に気になる。
CGなので、忍者の格闘部分の表現はとてもクールにできてます。
とりあえず、誰かが「カワバンガ!」言ってくれるまで見ようかな。
ハピネスチャージプリキュア!
4月始まりじゃないけど、一度も感想まとめてなかったので記録。
今年はプリキュア10周年だそうで、毎回主題歌の前に歴代プリキュアのお祝いコメントがある。実はここが一番楽しみだったり。
主題歌はちょっと昭和臭がするのがまたいい、ノリのいい曲。
前年のプリキュアが肝心の子供に受けが良くなかった?のか、ハピネスはより幼児向けにつくってある気がします。それでこそプリキュア。
「くるりんミラーチェンジ!」や「変わるんるん!」は正直ちょっと恥ずかしいけど、うちに子供がいればそんなことないかもしれない。アイカツとかプリティーリズムなどの(未見だけど)女児向けコンテンツが隆盛な中、よりターゲットを明確にしていこうという姿勢がうかがえる。
徒手格闘シーンやプリキュア技などは、なかなか雄々しくて熱いと思う。キャラクターは、ドキプリがそもそも何らかの高いスキルをもった「憧れの人たち」に映ったのに対し、ハピネスはとても身近で親近感の沸く造形になっている。
それがよく出ているのが「ヒメ」(青キュア)。名前のとおり一国の姫なんだけど、とにかくヘタレ。ネガティブな感情を結構正直に口に出してしまうのです。
「ムリですーわたしは知らない人が怖いのですー」なんて、素直に言うプリキュアが今までいただろうか。衝撃だった。なぜならプリキュアって、ともすればきれいごとの世界だから。だけど、このヒメの気持ちを周りのキャラはちゃんと受け止めてくれるんだよね。頭ごなしな理想の押し付けをしないハピネスチャージプリキュアは、丁寧に作られているなと思いました。これからも安心して見られそうです。