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オタク傾向がある妊婦です→産みました。子供とプリキュアを観るのが夢。

2016アニメの感想その2 おおむねガンダム、のちニンジャ、時々妖怪、ところによりDJ

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とても久しぶりにはてなブログをひらきました。

ゲームを結構やっていたせいでアニメをあまり見られなかったけど、録画してあるし、ゲームもそろそろクリアできそうなのでまたアニメに戻れるかな。ゲームの感想もいずれ書きたい。

 

 

ニンジャスレイヤー 好き度★★★★★

気がつけば一番夢中になって見ていた。PCの動画じゃなくて、テレビの大きな画面で音質も良く見られたのがデカいと思う。「イヤー!」「ワッショイ!」の雄たけびとともに繰り出されるカラテをうっとりと眺めていた。日本の正統な忍者とは全くの別物だけど(戦いの前に名乗り、挨拶をするなど忍者生命がヤバイだろう)、ニンジャスレイヤーの世界観はとてもカッコよくて好きだ。

ダークニンジャ=サンのデザインがすごくかっこいいよ。

そして音楽。EDの曲が色々聴けるのも良かったけど、一番は処刑用BGMにカテゴライズされたこの曲。和楽器とロックの一心同体、まじかっこいいです。サビメロにうつるときの盛り上がり部分が好きすぎて、しめやかに失禁するレベル。


Ninja Slayer OST Naraku whitin from animation

コミックを途中まで読んだのだけど、サブタイの「ネオサイタマ炎上」の意味をアニメ最終回で知った。しっかし「ネオサイタマ」だの「トコロザワピラー」だの、キャッチーなことよ。

 

うしおととら 好き度★★★

獣の槍が生まれたいきさつや、登場人物の背負った運命・歴史を知るごとに、すごく壮大な話だけど、どう終わるんだ…?とちょっと心配になりかけた。でも最後に全部回収されて、すごいなー、よくまとまったもんだなー、と尊敬の念を抱いた。

光も闇も出自は同じの表裏一体、じゃあどうやってお互いを倒すんだ?と最後はずっと考えながら見てしまった。

圧倒的な力を誇るはずの闇のラスボスが、なぜ見下した目でなく下から睨みつけているのか。それは陰であるラスボスが陽なるものを恐れ、羨んでいるからだ…という旨のくだりが一番印象に残りました。とらが人間だった頃も、他人を憎む言動の裏には羨望の感情があったことを思うと、納得のラストだった。

なんだか、色んなものがいっぱい詰まった話だったなあ。良かった。

 

とんかつDJアゲ太郎 好き度★★

なじみのないDJの世界を分かりやすく教えてくれるアニメ、ということでいいのかな。実際にDJの人はどんな風にこのアニメを楽しんでいたのかが知りたいところ。

個人的にはイードンミョンさんの韓国人風の喋り方がいつも上手いなあ~と思いながら見てた。

 

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 好き度★★★

冬アニメだけど、ようやく見終わったので。

タイトルにあるように「血」がキーになっていた。一つは「鉄華団」と銘打った彼らの結束を表すもの。

もう一つは、リアルに流血。

今までのガンダムではわりとぼかして描かれていた絶命に至るシーンが、克明な気がして。どちらかといえば古いガンダムに馴染んでいた自分にとっては、けっこうな驚きだった。「えっ、こんなに描写していいの…?エグくない?」がファーストインパクトとして、ありました。コクピットがボカン!がスタンダードだと思ってたので。

しかしこれは話にリアリティを持たせるための装置のひとつだと、最後まで見て考え直しました。「ヒューマンデブリ」(奴隷・捨て駒的扱いを受ける少年兵)とか「アラヤシキシステム」(パイロットの肉体にモビルスーツと直リンクできるデバイスを埋め込む。エントリープラグやLCLでさえショッキングに感じた頃が懐かしい)なんかもやけにリアリティを感じさせる。

馴染みのガンダムと違うという意味では「違和感がある」とも言えるガンダム。自分にとって「違和感がある」部分はもうひとつあって、それは主人公の少年「三日月・オーガス」の得体の知れなさ、ある意味の恐怖である。

彼は仲間が傷つけられると若干おかしなくらいに激昂して反撃するのに、仲間じゃない(敵)相手に対しては何の躊躇も慈悲もなく、精確に命を取りに行く。決して「仲間思いの~」というタグ付けでは済まない危うさをチラつかせるキャラクターが主人公であることはとても新鮮だし、今後のストーリーで彼がどんな人間か分かるかも知れないのは楽しみだ。

ちなみに三日月・オーガスに対する恐怖感は、もうひとりの主人公である「オルガ」もちょっと持っているんじゃないかと思う描写がいくつかあった。三日月はオルガがやれと言えば簡単に銃を撃つし、オルガの作戦指揮には何の異も唱えない。それは絶対的な信頼関係なのかもしれないけれど、人をそんなふうに動かしてしまうと、やっぱり怖くなると思う。オルガも三日月の能力を認めているし、「あいつに対してハンパなことはできない」みたいなセリフがあった(うろ覚え)のは、常に三日月の反応を意識する精神的な束縛を意味しているのだと感じました。

2期はそういう二人の出発点を知る内容だったら嬉しいなー。

 

他のキャラクター達も色々個性があって、好きなのはアトラさんと昭弘さんとヤマギくん。アトラさんは、ひどい環境にいたのによくひねくれなかったマジ天使としかいいようのない女の子。あんな子が妹だったらいじめるやつは許さないよ。

昭弘さんは何事もストイックなところがかっこいい。ヤマギくんはメカニックとして、自分の仕事を全うすることがみんなとの戦いだと自覚しているところがカッコイイです。

ストーリーではカルタ様の話がとても印象深い。登場したときはギャグ担当か、そんなに重要でない敵キャラのひとりと思っていたのに、違った。ちょっと泣きました。

 

あと、EDの「オルフェンズの涙」ね。一度聞いたらもう口ずさめるメロディーってそうそうない。最初は「ガンダムの歌がMISIAって…?」と思ったのに、気づけば毎回EDも見て、鼻歌までこの曲になったし、EDが変わってからは早送りするようになってしまったし。本編からの入り方も含めて、なくてはならないアニメの一部です。

 

最後になったけど、坂本ですが?は早々に脱落。笑えるかっていったらそんなに笑えなかったので…。もっとスピードがあればよかったのか? コミックの方は読んでいないのだけど、なんかテンポが遅くて合わない気がした。

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