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30歳でアニメに目覚めたロスジェネの放浪記

アニメ・漫画・本の感想を主に書いています。ロスジェネなせいか色々彷徨ってます。

昔好きだったアニメをもう一度見て良かったこと

アニメ ガンダム
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昔ハマッていたガンダムWを大人になってから改めて見直す機会がありました(2014年、テレ玉で再放送)。
見返してみると、色々とぶっ飛んだセリフやキャラの行動などが多くて突っ込み所が多いんだけど、初めて見た中学生?高校生?くらいの頃はそんな疑問も持たずに大マジメに楽しく見てたんだよねぇ。
あの頃は「宇宙の心」とかも特にひっかかりもなく、感覚で受け入れられたんだなあと思うと、大人になってからは色々理屈で考え過ぎているのかなという気もしたりした。
こういう発見もあり、昔親しんだ作品にもう一度触れるのは楽しいひとときでした。そして、やっぱり今でもガンダムWが好きだと再認識した。

昔は何とも思っていなかった話でも大人になってからいいと思った話があり、感想を残しておきたい。

 

新機動戦記ガンダムW
第11話 幸福の行方

私は、気品があって賢くて行動力のある姫キャラが大好物なんだけれども、思えばリリーナ様が最初のきっかけになっている気がする。

育ての父の仇を討つためにレディアン殺害へと動き出すリリーナの強さ、すてき。
レディアンも来るパーティーの入り口で「失礼ですが招待状をお持ちですか」と聞かれても堂々と「いいえ」と言いながら先へ行こうとするところがいい。
しかし、今日は特別な人だけのパーティーだからとなおも制止され「どなたかお知り合いの方でも」と聞かれるリリーナ。ここまでか。と思ったとき、ナイスタイミングでウェリッジ公爵という、いかにも貴族っぽいおじいさんが来る。受付も顔パスできるくらいの人物のようだ。一瞬で場の状況を察してか、一芝居して、リリーナと一緒に会場へ入ってくれる。
ウェリッジは最初リリーナの横顔を見て(カテリーナ様!)って心の声を出すんだけど、これはリリーナの祖母カテリナ・ピースクラフトのことらしい。へえー。そんな設定だったのか。一回目視聴の時は(リリーナに似てるピースクラフト家の誰かが公爵の知り合いなんだな)くらいに思っていた。

リリーナは至近距離からのレディアン銃撃のチャンスを掴んだが、銃弾はレディのOZ軍服の胸に挿した薔薇の花を落とすにとどまった。逃走するリリーナを追おうとするOZの前に、ウェリッジが立ちはだかる。自分にはこのくらいしかできないけれど、これからの時代をつくる若者のためにと体を張るおじいさまかっこいい。


大人になってグッときたのはこのウェリッジ公爵の一連のかっこよさ。あと声も渋くていい。PSYCHO-PASSのとっつぁん征陸智己の人だった。ウェリッジ公爵は以降、最終回までたいした出番がなかった。残念。

リリーナも今後をたどれば、レディを殺さなくて却って良かったことになるのが皮肉というか、運命なのだなあ。


この11話は同時並行で、OZに追われるガンダムパイロット達がマグアナックの本拠地に匿ってもらったあと、逃がしてもらう話があって、こっちパートでは少しジーンときた。理由あって今はおおっぴらに戦えないガンダム達を、マグアナックが「この先いつか必ず我々を救ってくれる」と飛び立たせてくれる。未来(若者)に希望を託しての大人たちの行動が、リリーナを逃がしたウェリッジ公爵の心持とダブる構造だったんだな。ということも今気づいた。

マグアナック隊とともに戦う未来を約束し、「何もできないけど、せめて」と空中から精一杯の援護射撃をして飛び去るガンダムパイロット達。アニメも一度見て関連書籍も収集中の私は、これから先の彼らの長い長い苦労を知っているせいか、ちょっと泣きそうになった。
今は何もできなくても、あんたこれから先ずっと託された責任負って苦しむんやでデュオ…(´・ω・`)

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