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30歳でアニメに目覚めたロスジェネの放浪記

アニメ・漫画・本の感想を主に書いています。ロスジェネなせいか色々彷徨ってます。

欲しいモノは特にない -ロスジェネは静かに暮らしたい-

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モノを買うことに昔ほどの欲求がなくなってきた。

 

職場の女性達はミーハーなのか、それとも普通なのかわからないが、この春流行しているトレンチコートを自分も買ったとか、この前テレビで紹介していた有名なナントカシェフのお店に行ってきたとか、そういう話をよくしている。

自分も女性なのだが、そういう方面に興味が無いわけじゃない。新しい化粧品などは「試してみたいなあ、もう少しはキレイになるかしら」なんて一瞬思ったりもするけれど、そういったことに限られた時間を割くよりは、はてなブログで読者登録した人のエントリを読んだり、毎週楽しみにしているアニメを見ることに心の充足をおぼえるのだ。

 

暖かい部屋で、ふっかふかの座布団に腰を据え、何も考えずにアニメを見ることに幸せを感じる。目と耳が疲れたら、大好きなハッピーターンキットカットアルフォートなんかをつまみ、ネスカフェゴールドブレンドでブレイク。

雨風のしのげる暖かい家があり、飢えに苦しむことも無く、好きなことができて、これ以上何を望むのだろうか。

 

幸運なことに私は結婚することもできた。

主人は私のことを、「ブランドのバッグとか宝石に興味のない人で良かった」と言っている。主人も高い腕時計などには興味が無い。車が好きらしいが今は必要が無いので売り払った。食べ物のブランドに関しては、私と似たような価値観だ。有名店のスイーツはちょっと気になる。そういう主人と一緒になれたこともとても幸せだと思っている。

 

主人はしばらく家を買う気がない。「マンションを買って、となりに引越しおばさんみたいな人が来たら? 家を建てたとたんに大震災がきて、ローンだけ残ったら?」という考えだと言う。それを聞いて私も、行けるところまでは賃貸暮らしでいいじゃんという気がしてきた。持ち家は古くなったら補修が必要だけど、賃貸は引っ越せばいい。そう考えると気が楽だ。

親が持ち家でとんでもなく物が多いので、親が亡くなった後の物の整理と家の処分だけが気がかりだ。

 

主人はゲームが好きでちょくちょく買ってくる。仕事で目や肩を酷使しているにもかかわらず、帰宅後のゲーム(とお菓子)が大切な時間なのだそうだ。やっぱり私と似ている。

「仕事がいやなわけじゃないし、忙しいのも嫌いじゃない。でも一日のワークライフバランスを保つのは大事だ」と言っている。帰りが遅い日はちょっとかわいそうだ。

 

お互いの誕生日を祝うのは何度目かになるが、最近はもっぱら外食に行くだけで、プレゼントは特に無い。何が欲しいか聞いても、特に何も出てこないからだ。

二人で美味しい食事を楽しむというエクスペリエンスとか、そのための時間とか、最近の欲しいものと言えば、もっぱらモノじゃないものにぐいっとシフトした。そういう世代なのだといわれるのかもしれないが、少なくとも今の私と主人はそのような感じである。