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30歳でアニメに目覚めたロスジェネの放浪記

アニメ・漫画・本の感想を主に書いています。ロスジェネなせいか色々彷徨ってます。

伏見つかさ「エロマンガ先生 妹と開かずの間」感想

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総評:買って損はない豪華幕の内弁当。

相変わらず面白い。笑えるポイント、萌えポイント、これからの物語を牽引していく伏線、幕の内弁当と言わんばかりに揃っている。俺妹が好きだった人もそうでない人も、楽しく読めるはず。

ライトノベル(を取り巻く環境)に興味がある身としても、その世界の片鱗が見えるようなところがまたそそる内容です。

 

幕の内弁当的な印象は、前作で培われた黄金率とでもいうのか、テンプレ的な安心感ともつながってくるが、安定感がある反面、そういう綺麗にはまりすぎてるところが気になる人もいるかもしれない。

二匹目のどじょう狙いとか、売らんがなの姿勢と捉えて気に入らない人もいるかも知れないけれど、商品としてはそれが自然な姿だと思って私は読んだ。正に作中の山田エルフ大先生の決め台詞(っぽく聞こえる)、

「売り上げは正義よ!」

ってところか。

 

ただ、テンプレっぽいだけではなく、相変わらず挑んでるなあ、と思うところもあった。ワ●ピースやリア充を引き合いに出してきたところね。苦情が出たら続きが読めなくなっちゃうかもしれないので、ほどほどに頑張って欲しい。

 

私の推しキャラ:山田エルフ大先生

義理の妹、妹のリア充同級生、行きつけの本屋の娘、ちょっと怖い担当編集、とヒロインが目白押しな中、私のおすすめヒロインはライバル作家の山田エルフ。

自信家でセリフがいちいち痛かっこよく、エルフのような美少女。わけあって(なぜかはまだ語られないが)学校は行っていない。作家の仕事は趣味と言い切るが、「本気でやらない遊びなんかつまらないわ」が信条。ハイスペックだけど欠陥があって、言動が素直じゃないけど全力で遊ぶ姿勢がかわいい。

どうやら主人公を好きになったようだけど、妹エンドは見えている。それでもかっこかわいいエルフ先生を応援していきたいと思います。

 

対して、義理の妹の紗霧についてはまだ謎な部分が多く、萌えポイントがいまいちまだわからない。続刊に期待したいところです。

 

いいヤツらのお話

 俺妹、ねこシスと読んできて変わらないのが、登場人物が基本「いいヤツ」なところ。みんなそれぞれ、足りないところがあったり厳しい言動を取ったりもするけど、根っこがいいヤツらだったり、共感できる良いところを持っている。そういった、いいところ一辺倒でないキャラクターに人間味があるから、一種のリアリティを感じる。

設定がどんなにファンタジーでも、心の部分でリアリティを感じることができるのは、アニメや小説には大きな武器だと思うし、私はそういう作品を愛している。

 

山田エルフだけじゃなく、これから加わってくるだろう他のキャラの「いいヤツ」エピソードも楽しみです。

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