ちはやふる2 16話感想 しのぶちゃんの孤独
いよいよ始まった富士崎戦、
ギャグ控えめの緊迫した回だった~。
読手の調べにも色があるなんて、本当に奥が深い。
毎回ひとつは、こういう競技かるたの奥深さがわかるのも
ちはやふるの魅力。
千早たちのような真っ直ぐな青春はもう無理でも、
すごく「かるたやってみたい!」と思わせてくれる…
この物語はどんな普及活動よりも強力なプロモートですよ。
自分は筑波くんと同じ下の句かるたを経験していて、
ちょっとかじっているだけに余計うずっと来る気がする。
今回気になったのは、しのぶちゃんの孤独です。
千早はあれほどしのぶちゃんを意識してここまで来ているのに、
しのぶちゃんは千早の試合を見てようやく名前を出すくらい。
このギャップが、切ない…
千早はしのぶちゃんの、王者ゆえの孤独に気づいているけど
(前々回くらいの千早のモノローグで「しのぶちゃんを一人にしない」的なことを確か聞いた)
しのぶちゃん自身は気づいてない?
(あるいは、気づいてないフリでつっぱるのも王者の役目なのか)
千早の気持ちに気づいた時、若宮詩暢の孤独がどう開放されるのか。
しのぶちゃんがそれからどう変わっていくのか…が楽しみです。
30分、といっても正味23分くらいだけど、
こんなに時が過ぎるのが早いアニメはちはやふるが初めてだ。