自由なブログ

オタク傾向がある妊婦です→産みました。子供とプリキュアを観るのが夢。

3X歳、ロマサガ初プレイ

長らく気になっていたロマンシング サ・ガ。この歳にしてようやく初プレイしてみ
たら…これは、不思議な中毒性のあるゲーム。立て続けに4周もやってしまったではないか。(そのうち一回はラスボスが倒せず未完)

 

復習としてロマサガの概要を調べてみると…1992年に当時のスクウェアからスーフ
ァミ用にリリースされたRPGゲームということ。
その頃、私はローティーン。スーファミ全盛期をリアルタイムで生きていたはずの
私なのに、ロマサガはなぜか3しかやっていなかった(しかもクリアしたかどうか覚えていない。ストーリーも覚えていない)。

 

今更ロマサガをやろうと思ったきっかけは色々ある。
元々ロマサガ3の音楽が好きで、所持していたゲームでは唯一音楽CDを買っていた
こと。最近は動画サイトなんかで関連楽曲を探しては聴いていた。そんな中で、遅
まきながらヒャダイン氏のこの動画を知る。

ヒャダイン氏は自分と年齢が近いこともあり、生い立ちに興味や共感を持って触れ
ることもあった。それで、今の氏の血となり肉となった一部であろうこの曲をぜひ
ゲームで聞きたいと思った。
オフィシャルではないけど歌詞までついていて、その歌詞がどこか切ない。初めて
聞いたときはちょっと泣いた。それで、ゲームのストーリーも大いに気になった。

 

ゲームつながりでは、STEINS;GATEをプレイしたことも影響がある。
STEINS;GATEはいわゆるノベルゲームに分類していいはず。登場人物の会話を主に
物語が進行するのだが、彼らの会話の中にロマサガで有名なセリフが登場する。そ
ういった有名なセリフを、本家のゲーム上で体験したいと思ったのも強い動機のひ
とつとなった。
(ただ今回、ケータイ版のアプリでプレイしたため、有名なセリフが大人の都合で
改変されていて、それだけは残念至極であった。)

 

ゲームの内容としては、スーファミ初期のソフトなせいか、不親切なシステムがけ
っこうある(武器は装備からはずすと錬成度がリセットされるとか、回復アイテム
も装備させないと使えない、お金の持てる量が決まっている、など)。だけど、そ
の制約の中でどれだけうまくやるかが段々楽しくなってしまうのだった。
あと、ボスじゃない敵に全滅させられることがよくあるから、ちょこっと戦闘する
たびにセーブしたりね。

スーファミのFFとかクロノトリガーに慣れてた自分としては、人物たちの台詞が少ないなーと、 最初はちょっと物足りなく思った。けど、語られない設定が多い分、自分で色々想 像できるし、ネットで調べて読むのも楽しかった。(酒場のカウンターの中で歩い ている女の人に何度話しかけを試みたことか。)

 

このゲームで一番良かったと思うのは、エンディングを何度見てもいいと思えると
いうこと。ただのハッピーエンドとは言えないし、尺も短いけれど、その分とても
印象的になっていると思う。

あの切ない、しんみりした感じのエンディングは何度でも味わいたいと思う。

 

ゲーム中、ちょっといいなと思ったセリフ。

あなたには あなたの人生を
生きるけんりと
うんめいを せおうぎむがあります
あなたの 道を すすみなさい

 

世間では名作ともクソゲーとも言われるロマサガだけど、私はやっぱりやってよか
った。でも、ネットで攻略サイトが見られなかったらきっと詰んでたな。

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