2015秋~のアニメ感想(今更)
オンタイムでは追いつけず、最近ようやく手をつけた3作についての感想おぼえがき。
おジャ魔女どれみ (地域的な再放送)
個人的な好感度を★1~5で添えて。
コンクリート・レボルティオ(★4.5)
これは好き。まだ2話までしかみてないけど、次が楽しみ。
初回は話の中で何度も時間が移るから、自分の認識があってるのか自信がなくて、調べてからもう一回見ちゃった。「超人は地球を守ってくれる、じゃあその超人は誰が守るんだ」って言ってた主人公が、いずれ超人を守る組織を離れて追われる身となるらしい。組織は国家の管轄にあるので、なかなか面倒なこともありそう。
基本的に1話完結っぽいスタイルは好き。だけど主人公の出生とか組織との対立など、気になる謎があって、それが断片的に小出しにされてる感じ。これは先が気になる奴だ。そして後々、その断片が組み合わさったときが楽しみ。
世界観も好き。超人も魔女っ子もオバケも宇宙人も無差別にいる。加えてレトロフューチャーな町並み、レトロな挿入歌も相まってすごく不思議。初回に出てきた超人のデザインがすごくかっこよかったし、鉄の馬に変形する車もかっこよかった。魔女の変身シーンも。「わくわくするものとノスタルジーを詰め込みました」的なところに、やられました。
ヘヴィーオブジェクト(★3)
すごく地味な面白さ。「オブジェクト」っていう人が乗り込むでっかい兵器に頼りきりだったマンネリした戦争を、主人公たちがある事をきっかけに変えてしまう。それが良かったのか悪かったのか。10話くらいで見るのを止めてしまったので、続きはまたの機会に。
窮地や無理目な作戦を、生身の人間の知恵とカラダで切り抜けていく話です。「どーすんのコレ…」な状況に穴を見つけて突破口にする、というのを淡々とやっているので、面白いんだけど、しっかり見てないと面白さも入ってこない、横目でながら見できないタイプの話。テレビの前でどっしり集中できる時間が限られてるのと、テレビの前から私を動かせなくするほどの強い衝撃もなくて、見なくなってしまった。
時間がたっぷりあれば、全部見たかもしれない。
おジャ魔女どれみ(★5)
伝説のようなこのアニメを見ることができて本当に嬉しい。
小学生向けに作られたアニメだということで、よく動くデフォルメされたキャラクターが楽しく(特に魔女ガエルのマジョリカはすごい)、昔アニメを見ていた頃の懐かしい感覚がする。お話も丁寧で分かりやすく、かと言って雄弁すぎるわけでもなく、大人が見ても充分響く内容と表現だと思う。
私は、アイコとお父ちゃんの話になるとどうも涙もろくなります。なぜアイコの家にはお母ちゃんがいないのか、はまだぜんぜん知らないし、この先も出てこないのかも知れないのだけど、そんなことは知らなくてもよくて、もっと知るべき大事なことがいっぱいちりばめられてる気がしてる。
魔法を使うのはタダじゃなくて、魔法玉ってのをお金や物々交換で買わなきゃいけない。んじゃ、仲間でお店をやろう!って設定のワクワク感が良い。
どれみの妹のぽっぷちゃんがかわいい。それと、関先生がステキすぎる。あんな先生がいてくれたらいいよね…子どもの時、信頼できる大人がいるかどうかでその後の人生は多少変わる気がするよ。
秋アニメを感想を書いてみて、自分の好むアニメの傾向として「感情移入できるキャラがいるか」がひとつあるような気がしてきた。「ヘヴィーオブジェクト」で脱落してしまったのも、一番大きな理由はそこにあるのかも。