自由なブログ

オタク傾向がある妊婦です→産みました。子供とプリキュアを観るのが夢。

2016春アニメの感想 その1 幸せについて考えた

坂本ですが?

今期のギャグ枠。

坂本は何でもスタイリッシュにキメる高校生。全てを無駄に洗練させるためには、見た目も頭脳も身体能力も並々ならぬものが必要なようだ。クラスの女子だけでなく男子の心も掴むところがイイネ。

実は声優陣が豪華だったり、BGMやOP・EDの曲が良かったり、端々に力の入れようが伺える。

 

少年アシベ GO!GO!ゴマちゃん

今期の癒し枠。

懐かしさと放送時間の短さ、ゴマちゃんのかわいさを眺めていればいいというお気楽さが疲れたアラサーにちょうどええ。

 

ぼのぼの

今期の癒し枠②。

アライグマくんがめんどくさかわいい。萌え萌えキュンである。

 

とんかつDJアゲ太郎

今期のギャグ枠②。

他のブロガーさんが漫画をオススメしていて興味をもった。

音楽がとにかくいい。クラブに行きたいとは思わないけど、とんかつは食べたくなるね。

 

ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン(スペシャル・エディシヨン版)

ニコニコで初回だけ見たときは微妙だと思ったけど、テレビで2話分通して見ると、かっこいいと思った。音楽もかっこいい。

アメコミの雰囲気×メリケンさんが妄想する日本×サイバーパンク=ドーモ、ニンジャスレイヤーです。実際、奥ゆかしいです。

 

ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない

ジョジョということで無条件に見ている。4部はあまり読んだことがないから、続きが楽しみです。

ところであの頃のジャンプ漫画の主人公って、リーゼントで学ランって縛りでもあったのだろうか。最近ないタイプの主人公をみて、今更そんなことを思う。

 

* * * * * * * *

春アニメは見たいものが多すぎて、DVDレコーダーに外付けできるハードディスクを買ってみた。レコーダーが320GBしかないから、録ったのはどんどん見ないとすぐパンパンになる。ハードディスクはたっぷり1TBあるから、気になるものをとりあえず録っておいて、あとから一気に見るなんてことも可能になるわけで、じっくり腰を据えて鑑賞したいものはあえて残して置くこともできる。好きなものをあとに残して食べる心理と似てるかもね。

うしとら&コンレボ&セラムンクリスタルの2期と、キズナイーバー、ふらいんぐうぃっち、ガンダムUC、ヒーローアカデミア、が着々と溜まっているお。僕だけがいない街もまだ手付かずだっていうのに。

 

だけど、どんなに些細でも、楽しみがあるってだけで日常が愛らしいものになる気がする。

少なくとも、いまHDDにあるものを見終わるまでは不慮の事故などで死にたくないって思うし、「この皿洗いが終わったら45分くらいは時間が空く!うまくいけばアニメが2本見られるぞ!」って思うと頑張れる。

 

最近テレビのバラエティで「○○な女は幸せか?」みたいな企画で芸能人の生活をあれこれ脚色し、やいやい言う番組があって、芸能人は大変だなあと思う。

私のように日常のアニメ鑑賞に幸せを見出しているような生活は、心無い他人から何を言われるか分からないのでおいそれとは明かさないけれど、幸せなんてのは当人が幸せを感じていればそれでよくて、他人から評価されたりバカにされたりするのは大きなお世話だとおもうのだ。

なので、件の番組で「誰が見ても幸せそうでしょ!憧れるでしょ!みんな、これが幸せだよ!」「こんなかわいそうな人もいるよ。親近感持ってね」みたいな意図を感じると、押し付けの圧が強いなあと思って居心地が悪くなる。「こういう人もいるんだ」くらいの参考にはなるけれども。

そのせいか、酒席などで「あの人は幸せだ」と妬んだり「あの人はかわいそうだ」など下に見る話題が始まると、とたんに逃げたくなってしまう。私は、人の生活を噂で耳にした情報レベルで断じたくないし、私の生活を話せば、それを情報に勝手にランク付けされてしまいそうだからだ。

 

というわけで幸せについて考えた現時点での結論。

★自分の幸せは自分だけのものだから、他人にとやかく言われる筋合いはない。

★他人の表面的で断片的な情報だけを元にランキングするのも失礼な話だ。誰にも言わない苦労や楽しみを持っている人もいるだろう。

★幸せがその人だけのものなら、他人と自分を比べて安心しようとしても終わりは来ない。明確な基準がないからナンセンスだ。 

2015秋~のアニメ感想(今更)

オンタイムでは追いつけず、最近ようやく手をつけた3作についての感想おぼえがき。

コンクリート・レボルティオ~超人幻想~

TVアニメ『ヘヴィーオブジェクト』公式サイト

おジャ魔女どれみ (地域的な再放送)

個人的な好感度を★1~5で添えて。

 

コンクリート・レボルティオ(★4.5)

これは好き。まだ2話までしかみてないけど、次が楽しみ。

初回は話の中で何度も時間が移るから、自分の認識があってるのか自信がなくて、調べてからもう一回見ちゃった。「超人は地球を守ってくれる、じゃあその超人は誰が守るんだ」って言ってた主人公が、いずれ超人を守る組織を離れて追われる身となるらしい。組織は国家の管轄にあるので、なかなか面倒なこともありそう。

基本的に1話完結っぽいスタイルは好き。だけど主人公の出生とか組織との対立など、気になる謎があって、それが断片的に小出しにされてる感じ。これは先が気になる奴だ。そして後々、その断片が組み合わさったときが楽しみ。

世界観も好き。超人も魔女っ子もオバケも宇宙人も無差別にいる。加えてレトロフューチャーな町並み、レトロな挿入歌も相まってすごく不思議。初回に出てきた超人のデザインがすごくかっこよかったし、鉄の馬に変形する車もかっこよかった。魔女の変身シーンも。「わくわくするものとノスタルジーを詰め込みました」的なところに、やられました。

 

ヘヴィーオブジェクト(★3)

すごく地味な面白さ。「オブジェクト」っていう人が乗り込むでっかい兵器に頼りきりだったマンネリした戦争を、主人公たちがある事をきっかけに変えてしまう。それが良かったのか悪かったのか。10話くらいで見るのを止めてしまったので、続きはまたの機会に。

窮地や無理目な作戦を、生身の人間の知恵とカラダで切り抜けていく話です。「どーすんのコレ…」な状況に穴を見つけて突破口にする、というのを淡々とやっているので、面白いんだけど、しっかり見てないと面白さも入ってこない、横目でながら見できないタイプの話。テレビの前でどっしり集中できる時間が限られてるのと、テレビの前から私を動かせなくするほどの強い衝撃もなくて、見なくなってしまった。

時間がたっぷりあれば、全部見たかもしれない。

 

おジャ魔女どれみ(★5)

伝説のようなこのアニメを見ることができて本当に嬉しい。

小学生向けに作られたアニメだということで、よく動くデフォルメされたキャラクターが楽しく(特に魔女ガエルのマジョリカはすごい)、昔アニメを見ていた頃の懐かしい感覚がする。お話も丁寧で分かりやすく、かと言って雄弁すぎるわけでもなく、大人が見ても充分響く内容と表現だと思う。

私は、アイコとお父ちゃんの話になるとどうも涙もろくなります。なぜアイコの家にはお母ちゃんがいないのか、はまだぜんぜん知らないし、この先も出てこないのかも知れないのだけど、そんなことは知らなくてもよくて、もっと知るべき大事なことがいっぱいちりばめられてる気がしてる。

魔法を使うのはタダじゃなくて、魔法玉ってのをお金や物々交換で買わなきゃいけない。んじゃ、仲間でお店をやろう!って設定のワクワク感が良い。

どれみの妹のぽっぷちゃんがかわいい。それと、関先生がステキすぎる。あんな先生がいてくれたらいいよね…子どもの時、信頼できる大人がいるかどうかでその後の人生は多少変わる気がするよ。

 

秋アニメを感想を書いてみて、自分の好むアニメの傾向として「感情移入できるキャラがいるか」がひとつあるような気がしてきた。「ヘヴィーオブジェクト」で脱落してしまったのも、一番大きな理由はそこにあるのかも。

さしあたって今日を生きるには、目の前のことに集中したい

朝、肌着だけ着てやや中腰のまま硬直している私を、不思議そうに見る夫がいた。(寒いのに着替えの途中でどうして止まっているんだろう、テレビの内容が気になったのかな)という顔をしていた。

夫の視線を感じて私は我にかえることができた。寒いからとにかく早く服を着ることが今現在の一番のミッションなのに、私は着替えながらなぜか昔の嫌な記憶を思い出して固まっていた。固まっていた時間はいっても数十秒くらいのはずだけど、その間に実に色んなことを考えていた。

先ず嫌な体験を一通り再生した後に、どうして私がそういう目にあったのか原因を色々考えた。相手の至らなさのせいと、私の立場やキャラクターのせいだと結論づけたあとに、今後同じような場面を回避する対策があるかどうか、当時の行動をifで分岐させていくつかシミュレーションしたりしていた。一通りシミュレーションして、満足したのか空しくなったのか次の思考に移った。

寒い朝にNHK教育の「みいつけた!」を見ながら着替える。普段と同じ行動のいったいどこに、嫌なことを思い出すトリガーがあったんだろう。トリガーが分かれば、また近づきそうなときに避けることができるから、それを探す方がさっき考えていたことよりも今後の私に有益に違いない。だけど、一体何をきっかけに思い出したのかは分からなかった。

そこまで考えると、夫が私を見ていることに気づいた。一気に現状を把握した。寒い。けっこう長いこと固まっていた。「みいつけた!」はいつの間にかエンディングの歌になっている。テレビを見ているようで見ていない私の目はきっと怖かっただろう。

 

自分の体感として、嫌な記憶は、10年を過ぎているかそうでないかで、思い出す頻度が違ってくる。新品の机に大きな傷がついたら気になるけれど、長年使ううちに大小さまざまな傷や汚れがつけばひとつひとつは目立たなくなるのと似たようなものだろうか。私の脳みそに刻まれる記憶は嫌なものだけではないし、嫌な記憶が時の中に埋没していくのを待つ間、好きなことをして好きな記憶を増やしたい。

 

服を着たあとで考えたのは、自分が死ぬときになったら、どんなことを思い出し、考えるのだろうということだ。それまでのことを総括して、幸せだったかどうか考えるのだろうか。願わくば、夫を筆頭に好きな人達との幸せで楽しい時間に感謝しながら旅立ちたい。

死はいつやってきてもおかしくない。もしかしたら明日にでも、不幸な事故や急性の病気で私の人生に幕が下りるかもしれない。そう考えると、今朝私が硬直しながら思い出し考えた時間はなんとも無駄使いのように思えてきた。さしあたって今日を生きるには。

過去のことにとらわれたり、あるかどうかもわからない先のことを心配するってのは、ある程度はしょうがない、誰でもあると思うけれど、それにとらわれて目の前のことに手をつけられなくなるのが私は多い気がする。過去と現在と未来に振り分ける時間や労力のバランスがとれていない、気がする。

比率を変えたいと思う。とりあえず、目の前のことに集中するようにしたい。

ガンダムX 視聴完了の感想

再放送で録っておいたガンダムX、やっと見終わった。

面白かったけど、もう一回全部は見ないかな。

最終話にエッセンスがみっちり、分かりやすく語られるから、それだけ見てしまえば最初から見なくてもさっぱり終わってしまうような気がする。

 

思い出すと色々印象的なエピソードもある。

人工ニュータイプとして、数多の犠牲の上に作り出された自らの存在に苦しむ少年と主人公が交流する話が特にぐっときた。

それから、エスタルドっていう小さな国が存続の危機に立たされた話。国の存続と若き君主のために、老害だとおもっていた将軍や冷徹に見えていた補佐官が実は命を賭していたのが最後に分かるところ、よかった。

 

序盤で見ていて強く思ったのは、主人公の少年ガロードが、少年らしく反発したり浅薄な考えで無茶なことをしようとするんだけど、戦艦のクルーである大人たちが、ガロードを「成長途上の少年である」と認めたうえで導いたり、諭したりして彼に成長を促し、頭ごなしに否定しない態度が、すごく優しい世界だなと。

大人が、大人然としてその役割をしてくれている、理想の世界だなあと思った。

そういう中でガロードも成長していき、終盤は頼もしい存在になった。

 

登場人物の中では、ロアビィが良かった。人物像と声がすごくマッチしてたし、物事に対してクールかと思いきや熱しやすい意外性も良かった。

そして、ブリッジクルーのトニヤの存在感がハンパなかった。声だけ聞いてると葛城ミサトだよ。

 

全体的に淡々と話が進んで、大きな盛り上がりはない。胸熱でワクテカな展開もないしキャッチーなキャラもいない、渋いガンダムだと思う。BGMも全然、印象にない。

ただ主題歌はすごく好き。

自分としては、モビルスーツがもうちょっとかっこよかったらいいのになと思うばかり。主役機はいいんだけど、エアマスターは定規の寄せ集めみたいで、妙に直線的な形。レオパルドは、パッと見ヘビーアームズの方がいいと思ってしまう。

敵であるフロスト兄弟の愛機は、エグさを前面に出した特徴とカラーリングで、とってもよかった。

血界戦線の最終回をやっと観た/ソメラちゃんとハコネちゃん

録画した血界戦線の最終回、年が変わってようやく観ることができた。

すごく良かったんだけど、視聴の途中で体得したこのアニメの楽しみ方とはずいぶん方向性が違うものだと思った。最終回って、まとめたりオチをつけたり色々やることがあって難しいから、そういうものかもしれないけれども。 

numafukurou.hatenablog.com

 

私が最近見た中ですごく好きだと思ったアニメと比べて考えると、作り方の違いが表れているのではないか、という結論に達しました。

たとえば「ユリ熊嵐」だと、アニメで表現しようとしているテーマが一本の軸としてまず存在して、話も映像も音楽もそのためだけに、緻密に考えられたものなんだなって印象をすごく受けた。なので、目の前に展開される映像と音楽とセリフが一つの大きな波になって、私の心に激しくメッセージを打ちつけてきた。

血界戦線の最終回も、音楽は心地よかったし、映像も驚くほどハイクオリティだったし、心に響きそうなセリフがいっぱいあったんだけど、その数々の要素がシンクロしていないというか、私の胸を強く打つような大きなうねりとしてはまとまっていなかった。それはやっぱり、原作コミックそのままの話を作るだけではない製作者側の挑戦だったのだろうなあ。

最後の方の、クラウス・ブラック・レオ達の会話あたりから、ついていくのに難儀しました。本当におまえらわかって喋ってるの?と思ってしまって、いまいち感情移入できなかった。レオとライブラメンバーの関係も、レオとホワイト・ブラックの関係も、深くお互いを理解した関係だったのかもしれないけど、今までの話で視聴者側としてそれを追体験できていたわけではないので、なんかいきなり心の深層を分かり合ってるような会話をされて、ちょっと困ったのです。

最終回独特のお祭り感はよく出ていて、そこは好きだった。

 

やっぱり、ハンバーガー大好きな友達の話が一番私には響いたので、そのうちコミックスの方でそういう彼らの日常の話をたくさん読みたい。

 

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秋クールの途中から外に働きに出ていて、無事に職務期間を全うすることができました。代わりに、1話も観られていないアニメがHDDを圧迫している。DVDデッキの電源を入れると「空きが少なくなりました」って警告されるよ。

うまるちゃんを観てから、タイトルに「○○ちゃん」が入ってるものは自分的に当たるかもしれないと思って「不思議なソメラちゃん」「温泉妖精ハコネちゃん」を観てました。5分枠だから消化も早い。

ソメラちゃんは面白かった。紫の子の顔と喋り方が好き。

ハコネちゃんはいまいちで、最後までは観なかった。箱根に何回か行ったことがあるから、おお、あの場所だ、なんて思ったけど、箱根に縁も何もない人が楽しむには、フックが弱いと思った。

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